こんばんは、ぱくっちゃや~よ!第7弾です。
今回はいつもよりスケールアップしてお送りします。
曲を作る上でアマチュアの頃は良く好きなアーティスト
のコピーしたり、歌詞や曲のイメージを好きな曲から導き
出したりします。それがあまりにも顕著に表れた結果がパ
クリと言われたりしますが、今回はその良い例では?と
思い書いてみます。
まず、ジャムを解散し、スタイルカウンシルをスタートさせた
ポールウエラー。当時チェリーレッドレーベルに代表されるア
コースティック~ネオアコースティック、イージーリスニングの
ベンワットとトレーシーソーンに注目していた彼が1stアルバム
の構想の一部でこれをイメージしたのは明らかで、現にアルバ
ムでトレーシーソーンをゲストVo.に迎えています(後に彼が自ら
のレーベル”ソリッド ボンド”に誘い断られたエピソードもありま
す)。
まぁ、ここまではよくある話しです。ポールウエラーがトレーシー
ソーンに敬意を表しているのが良く分かります。
が、ところがこれを大きくしてしまった人。佐野元春です。
大滝詠一の『ナイアガラトライアングル』に参加し注目され、
ブレイクのきっかけになった曲『サムデイ』。この曲には大
滝詠一の一枚絡んでいると思いますが、ブルーススプリン
グスティーンの『ハングリーハート』のイントロ部分、バック
の演奏、特にピアノの旋律部分が疑わしいのです。
ブルーススプリングスティーン
『ハングリーハート』はこちら
から
佐野元春『サムデイ』はこちら
から試聴出来ます。
ん~クサイ!
まぁ、百歩譲ったとして、次が問題なのです。
佐野元春の『ヤングブラッズ』と
スタイルカウンシルの『シャウト トゥ ザ トップ』。
当時かつてのポールウエラーのように佐野元春は
スタイルカウンシルの音に魅了されていました。この
シングルの後リリースしたアルバムはスタイルカウン
シル1stアルバム『カフェ ブリュ』ソックリです。
この曲のパクリ問題は有名な話しなので知っている
方も多くいるかと思います。
佐野元春『ヤング ブラッズ』はこちら
から。
スタイルカウンシル『シャウト トゥ ザ トップ』は
こちら
から試聴出来ます。
もう少し試聴部分が長ければ良かったのですが、
スタイルカウンシルの曲の旋律を縫うように佐野元春
の曲は作られています。曲の構成も一緒。ここまで
くればグレイト!です。
今回の判定は?
★★★★★
文句なく星5つです。