こんばんは、今回は60年代の重要バンド

    クリームを取り上げたいと思います。



     ●Fresh Cream  /  Cream ('66) 評価★★★☆

     

 エリッククラプトンがヤードバースを脱退して、自分のや

りたい音楽をやるために結成されたバンド。その1st。


 クリームの最高傑作は一般的に2nd『カラフル クリーム』

と言われているが、アルバムの完成度はまさしくその通り。

このアルバムを取り上げたのは、荒削りな音がまるでライヴ

のように熱気溢れるものだからです。2ndも基本的に同じ事が

言えますが、シングルは別物として”売れる曲”として作られた

経緯があるため、こちらに分があります。


 個人的に皆さんに批判されてしまうと思うのですが、エリック

クラプトンのソロになってからの音があまり好きにはなれませ

ん。ブルースの良さがまだ分からないからだと思いますが、

クリームはこの3人がいたからこそ出来た音だと実感しますし、

それが今だファンが多いのだと思いますね。


 お勧めは①、②、④、⑩。①と⑩のかっこよさは今聴いても

新鮮。ジンジャーベイカーのドラミングが冴え渡っています。

④はサイケっぽいアレンジの優れた曲。④はミディアム系の

50年代風バラード時折見せるクラプトンのサイケなギターリフ

が効いています。


 2ndはエリッククラプトンの発言力が弱まり、3人の個性がぶつ

かりあったアルバム。このアルバムの後で取り上げたいと思い

ます。


      興味を持った方はこちら から試聴出来ます。